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女房殿と僕 Sub story (6)

女房殿は、僕のお尻を中心に、背中や太股に笞を下さいます。

竹の笞がややぎこちなく私の臀部に降り下ろされますたびに、小気味の良い「パチン」という乾いた感じの音がいたします。同時に、ピーンと痛感が刺激された感触がございまして、自然に「うぅぅ…」という半うめき声
が出てしまいます。

笞がお尻の皮を叩く音と僕の半うめき声が、さらに僕の被虐心を刺激してくれます。
叩きながら、途中、お手を休める様な感じで、笞でお尻や太股を撫でるようにして下さいます。
この時に、僕は不思議に愛情を感じるのでございます。

僕は、本音を申し上げると、お尻の菊門に笞の先端を突き刺してほしいと思っているのですが、さすがに恥ずかしくて、口に出したことがありません。

僕は、わざと膝を少し開き気味にし、お尻を左右に割って、股の間から会陰部、いわゆる蟻の戸渡りからさらに下がる陰嚢を露わにいたします。剃毛しておりますから、女房殿の方からは、すっきりくっきりご覧いただけるはずでございます。
申すまでもございませんけど、ここも撲って頂きたいという僕からのシグナルになってしまいます。

これに応ずる様に、笞は容赦なく陰嚢部分にも襲いかかります。
玉を何かで撲った時の痛さは、女房殿を含めて、女性にはお分かりにならないと思いますが、男性諸氏であれば、鞭打たれの経験が無い方でも、体験的にご存じと思います。

もちろん、バットで打たれて、悶えて全身停止で呼吸もできなくなる様な危険な痛みでは無いのですが、睾丸というのはそもそも内臓の一つであるらしく、そのためか、皮膚の痛点で感じる痛みとは、少し趣が違う種類の痛みなのです。うまく表現できないのですけど、笞が陰嚢を直撃したときの痛みは、身体の芯に向かって「ジーン」と差し込むような痛みが加わるという感じでございます。
そのとき出てしまう僕の半うめき声も、こらえきれずに「うぐぅぁ…」という様な、蛙を踏みつぶした様な声になってしまいます。

自分で、そんな痛みを進んで受けようというのですから、考えてみると酔狂な話です。女性も男性も同じなのではないかと思いますが、僕たちマゾヒストの気持ちというのが、そういう性癖を持ち合わせていない方々には、なかなか理解して頂けない由縁でしょう。

中には、マゾヒストは、「痛み」を始めとして「熱さ」や「臭さ」などの「不快信号」を「快信号」に感ずる事ができる特殊な人間なのだ、などと、とんでも無い、誤解をされている方もいらっしゃいます。しかしそんなことは決してございませんで、痛いのは、やはり「心地良くなく」また「鈍感になっている訳でもない」のでございます。

また、女房殿は、笞撲ちの合間に、からかうように、僕の会陰部から陰嚢にかけて笞の先端で突いたり、なぞったりして下さいますが、特に、蟻の戸渡り部分をソフトタッチで刺激を頂戴するときは、背中から頭の芯にかけて、まるで電気が走るかのようにゾクゾクしあた快感が走るのでございます。
この「快信号」は、きっといわゆるノーマルの方も感じるという意味では、「正常な」感覚なのではないでしょうか。

ともかく、僕はもう少し、強く、長い時間、この笞撲ちの至福の時を過ごしたいのですが、女房殿の方が先にお疲れになるかもしくは、飽きがくる様で、手を笞からお離しになります。

(さて次なる責めは?…この話はきっと続きます)

テーマ : 夫婦のエッチ - ジャンル : アダルト

タグ : マゾヒスト