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女房殿と僕 Sub story(5)

僕が、小用を終えて即座に戻りますと、女房殿は薄手の毛布を掛け目を閉じられたまま、仰向けに横たわっております。先ほどまでのご奉仕の余韻はまだ冷めていらっしゃらないご様子です。
僕は静かに、半分ほど薄手の毛布をめくる様にして、持ち込みました首輪を自らの首に回して、留め金の部分だけを女房殿に止めて頂くことにします。

「お願いします」と申し上げ、首をもたげるようにしながら女房殿の手が届くちょうど良い位置に突き出します。
女房殿は、薄目を開けほんのちょっと頬をゆるませて、左右の手を使って差し込み式の留め具を固定致します。「カチャ」と音がして、いよいよ主従の立場が明らかになります。
いわゆる、全裸に首輪だけというマゾヒストにもっとも相応しい恥ずかしい状態にして頂くことができたのでございます。

首輪には60~70センチくらいの短いリードがつけられておりますので、女房殿はその端の輪になっている部分を自らお持ちになられて、ご自身の意思をリードを使って僕に伝えることもできるようになります。はじめて首輪を嵌めて戴いた頃は、二人ともこのリードを有効に使いこなすことができず、却って邪魔な付属物に感じたりもしたものですけど、いつしか主の意思をペットに伝えるという本来の目的を果たすまでに活用できるようになりました。
本当の飼い主とそのペットとの関係もそうなのでしょうけど、飼い主のリードの使い方の上達だけではなくペットの側も飼い主が何を伝えようとしているのか、汲み取ろうとする努力の積み重ねが、両者にあり、その相互作用がうまく噛み合ってこそ、リードはその役割を十分に発揮するようになるのでしょう。
おかしな話ですけど…そんなことを実感いたします。

次にクリッピングをして頂くこともございます。女房殿の手元に洗濯ばさみをいくつか差し出し、女房殿が手に取られるタイミングで、僕は男子の平均的な乳首と比べるとかなり肥大していると思われる左右の乳首を前方に張り出すようにいたします。
女房殿が正確に僕の左右の乳首にクリッピングをお施しになりますと、瞬間的に体中に電撃的な衝撃が走ります。実際痛いのでございますが、そのときに何か性的な刺激を同時に受けるような感覚がありまして、下半身は熱くほてって参りますし、ペニスも時には、まるで10代か20代に戻ったのかしらと錯覚するほど、信じられないくらい充血、勃起いたします。その後、全身の皮膚感覚が鋭敏になっていくように感じられます。
女房殿は、僕の反応を愉しまれているようにお見受けいたしますが、僕はともかく、鞭を戴きたい気持ちが昂まりまして、鞭を手に取って頂きます。
鞭は、それほど種類があるわけではございませんが、70センチくらいの騎乗鞭と竹の笞が主に活躍いたします。
今回は竹の笞でございます。

僕が身体を反転させて、女房殿の側面に伏せるようにして、撲ってほしいおしりの部分をお向けいたしますと、女房殿は手に取られた竹の笞を左右の臀部に振り下ろして下さいます。
僕は、真っ赤に腫れあがり、血が滲んでもかまわないくらいの鞭打ちを内心では望んでいるのですが、女房殿の鞭打ちは、ソフトで、ほんのり赤みを帯びる程度のものでございます。
実は、ほんの近くでの鞭打ちは、振り下ろすモーメントが十分とれないと言えばよろしいのでしょうか、力が入りにくいためででしょうか、意外と難しい事なのだと実感しております。


(このお話は、きっと続きます)

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